カリキュラムデザインと事前・事後学習から見た、学生を伸ばす留学・海外プログラム(文部科学省委託事業「日本人の海外留学の効果測定に関する調査研究」をふまえて) 体験授業・イベント
グローバル社会の進展の中で、日本の各大学も海外留学・海外プログラムの充実を急いでいますが、それらはどのような効果を上げているのでしょうか。またどのような海外留学・海外プログラムが学生の成長につながっているのでしょうか。
河合塾は文部科学省から「日本人の海外留学の効果測定に関する調査研究」(平成29年度)を受託し、海外留学・海外プログラムの効果検証を行うとともに、学生の成長を促す効果的なプログラムの在り方・設計についても広く調査しました。
そこで得られた貴重な知見を共有するとともに、進んだ実践の事例報告、研究者からの基調報告と話題提供等を通じて、学生を成長させる海外留学・海外プログラムの在り方を考えていきたいと思います。そのために、標記のシンポジウムを文部科学省後援のもと河合塾と東洋大学の共催で開催いたします。
多くの大学教育関係者、高校の進路指導担当者のご参加をお待ちしています。
※お申し込みの受付は終了しました。
セミナー詳細
- 日時
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2019年3月2日(土)13:00~18:00(会場は12:30~)
- 場所
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東洋大学 白山キャンパス 8号館125記念ホール
- 対象
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大学・高校教職員
- 定員
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100名
- 参加費
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資料印刷代として実費1,000円(税込み)
- 主催
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河合塾
- 共催
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東洋大学
- 後援
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文部科学省
プログラム(予定)
- 13:00~13:05
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1.主催者あいさつ
- 13:05~13:10
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2.文科省挨拶
- 13:10~14:20
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3.調査結果報告「日本人の海外留学の効果測定に関する調査研究」調査結果報告
河合塾 大学教育調査プロジェクト、広島大学 村澤昌崇・中尾走
- 14:20~15:00
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4.基調講演「海外留学の学修成果のアセスメント 成果と課題の整理」
九州大学 深堀聰子
- 15:00~15:10
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(休憩)
- 15:10~15:40
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5.事例報告①「(タイトル未定)」
芝浦工業大学 井上雅裕
- 15:40~16:10
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5.事例報告②「(タイトル未定)」
共愛学園前橋国際大学 村山賢哉
- 16:10~16:30
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6.話題提供①「Eポートフォリオを使った学習成果分析について」
東洋大学 芦沢真五
- 16:30~16:50
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6.話題提供②「米国と豪州の外国留学支援政策および留学の学習成果分析に関する動向」
一橋大学 太田浩
- 16:50~17:05
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6.話題提供 ペアワーク&質問記入
- 17:05~17:15
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(休憩)
- 17:15~17:55
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7.質疑応答・パネルディスカッション
- 17:55~18:00
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8.閉会のあいさつ
- プログラムは予定です。内容や進行を一部変更することがございます。
登壇者プロフィール
3.調査結果報告
村澤 昌崇
広島大学高等教育研究開発センター准教授・副センター長
<略歴>
広島大学大学院教育学研究科博士課程後期単位取得退学後、広島大学大学教育研究センター助手、広島国際学院大学講師、広島大学高等教育研究開発センター講師を経て現職。2018年4月より同センター副センター長。専門は高等教育改革に関する計量分析。編著書に『リーディングス日本の高等教育6大学と国家-制度と政策』がある。
4.基調講演
深堀 聰子
九州大学 教育改革推進本部・教授
<略歴>
大学教育を通して学生にどのような知識や能力を身に付けさせたいのか。そのための教育をどのような方法で実践・評価し、質向上に結びつけていくのか。学修成果に基づく大学教育の国際通用性のある質保証の在り方に関する実践的理論の構築を目指している。九州大学における全学的な教育改革の企画・評価に従事する一方で、国立教育政策研究所チューニング情報拠点の取組(機械工学テスト問題バンク、哲学能力尺度の開発)を推進している。
5.事例報告①
井上 雅裕
芝浦工業大学 副学長、システム理工学部 教授
<略歴>
早稲田大学大学院 理工学研究科 物理学及応用物理学博士前期課程修了。1980年三菱電機株式会社入社、同社で研究開発センター部長を歴任。この間米国ミシガン大学客員研究員。2005年4月芝浦工業大学教授、2008年学長補佐、2017年より副学長。日本工学教育協会理事 国際委員長。PMI日本支部 教育担当理事。博士(工学)、技術士(情報工学)。研究分野:IoT(Internet of Things)、情報通信、システムズエンジニアリング。受賞:工学教育賞(著作部門)、日本工学教育協会賞(論文・論説賞)、日本工学教育協会賞(業績賞)他。
5.事例報告②
村山 賢哉
共愛学園前橋国際大学 国際社会学部長
<略歴>
明治大学大学院商学研究科修了。博士(商学)。日本経営システム学会常任理事。2012年4月に共愛学園前橋国際大学に着任。2016年4月より現職。専門は人的資源管理論、情報管理論、組織論。共愛学園前橋国際大学の「文科省大学教育再生加速プログラム」ワーキンググループメンバーとして、大学独自のeポートフォリオ+ショーケース構築を担当。また、海外でのPBL研修など、グローバル社会に対応した問題発見・解決力の育成に取り組む。主な著書は『経営情報のネットワーキング戦略と情報管理』(編著、同文舘出版)。
6.話題提供①
芦沢 真五
東洋大学 国際地域学部 教授
<略歴>
1995年フルブライト奨学生としてハーバード大学教育大学院に留学。慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス、大阪大学、慶應義塾ニューヨーク学院、明治大学国際連携機構などを経て2013年より現職。2016年よりUMAP(アジア太平洋大学交流機構)国際事務局事務次長を担当。専門を国際教育、比較教育、教育交流論とする一方、学生の学習成果分析とEポートフォリオの運用にかかわる研究も展開。科研費基盤研究(B)「外国学歴・資格認証における国際同等性の比較研究」(2016~2018年)研究代表者。
6.話題提供②
太田 浩
一橋大学 全学共通教育センター 教授
Hitotsubashi University Global Education Program(HGP)ディレクター
<略歴>
ニューヨーク州立大学バッファロー校教育学大学院教育政策研究科修士課程及び同大学院博士課程比較・国際教育学専攻修了(Ph.D.取得)。東洋大学国際交流センター、ニューヨーク州立大学バッファロー校国際教育部、一橋大学商学研究科専任講師、同大学国際戦略本部准教授を経て、2010年より現職。2013年より留学生教育学会副会長。専門は比較・国際教育学、高等教育国際化論。主著に『大学の国際化と日本人学生の国際志向性』(共著,2013,学文社)、『海外留学がキャリアと人生に与えるインパクト』(共著,2018,学文社)等。
7.パネルディスカッション
大場 淳
広島大学高等教育研究開発センター准教授
<略歴>
文部(科学)省、経済協力開発機構(OECD)等で勤務した後、平成13年に現職に着任。平成19年、パリ第10大学で客員教員を務めた。大学院教育学研究科高等教育学専攻で高等教育組織・職員論等の科目を担当する一方で、高等教育制度、大学ガバナンス/マネジメント、フランス高等教育等についての研究を行っている。関連する著作に、「フランス:高等教育の国際化の特色と課題」松塚ゆかり編『国際流動化時代の高等教育:人と知のモビリティを担う大学』ミネルヴァ(2016年)等がある。
お申し込み期間/お問い合わせ先
お申し込み期間
お申し込み開始
2019年1月28日(月)12:00
お申し込み締切
2019年2月25日(月)17:00
- お申し込みが定員に達した場合、お申し込み期間内でも締切とさせていただく可能性があります。
お問い合わせ
(学)河合塾 教育研究部 大学教育調査プロジェクト
- お問い合わせの際にいただく個人情報は、お問い合わせへの対応のみに利用いたします。
会場のご案内
会場:東洋大学 白山キャンパス 8号館125記念ホール
所在地:東京都文京区白山5-28-20
交通アクセス
●会場の8号館は、「正門」から入ってすぐの建物です。
・都営地下鉄三田線「白山」駅
A3出口から「正門」徒歩5分
・都営地下鉄三田線「千石」駅
A1出口から「正門」徒歩7分
・東京メトロ南北線「本駒込」駅
1番出口から「正門」徒歩5分
・東京メトロ千代田線「千駄木」駅
1番出口から「正門」徒歩15分